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 今年も「水堂(みっと)さん」の季節がやってきた。旧暦の4月15日から7月15日までと決まっている今年の出水法要は、29日から8月25日まで。期間中、2万~3万人の参拝客が霊水を求めてやってくるという。

 白石町にある杵島山の犬山岳中腹にある水堂安福寺(みずどうあんぷくじ)。新緑が目に鮮やかな山道を車で上っていくと、こんもりとした森の中に、いかにも歴史を感じさせる古めかしいお堂が見えてきた。訪れた日は、曇りがちながら白石平野を望む境内は、さわやかな薫風が吹き抜けていた。

 水堂さんの由来は、奈良時代の聖武天皇の頃、725年のある夏の日、猟師が杵島山中で一頭の白鹿を見つけ、矢を射た。矢が当たった鹿は金色の光を放って消えた。その跡を探すと、放った矢が小さな石の観音像のおなかに刺さっており、その穴からきれいな水が流れ出ていた。それを見た猟師は、今までの行いを悔い改め僧になって法弓と名のり、山中に安福寺を建立して観音様をまつったとされている。

 その後、400年ほどたった平…

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