[PR]

 文化庁は24日、文化や伝統を伝えるストーリー(物語)を認定する「日本遺産」に、「カムイと共に生きる上川アイヌ」や「『桃太郎伝説』の生まれたまち おかやま」、「鬼が仏になった里『くにさき』」など13件(13道県の55市町村)を新たに認定し、発表した。

 日本遺産は2015年度に始まり、4回目の選定。市町村が主体となって建造物や遺跡、祭りなど地域に根ざした有形・無形の文化財を活用し、文化や伝統を発信するストーリーを申請し、今回新たに加わった日本文学研究者のロバート・キャンベル氏ら10人の有識者からなる審査委員会が選んだ。具体的な地域活性化計画があるかも審査のポイントで、認定されれば1件につき3年間で平均7千万円程度の補助金が出る。

 今回は45都道府県の322市町村から76件の申請があった。認定総数は計67件となった。文化庁は東京五輪・パラリンピックのある20年度までに100件程度まで増やす方針。(上田真由美)