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 アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦(6日、東京)で日大の選手が関学大の選手に反則行為となるタックルをして負傷させた問題で、日大を14シーズン率いた内田正人監督の辞任について、選手の一人は驚きつつも「監督自身が『自分に責任がある』と言ってくれたので、これ以上僕たち選手が何かを言うことはない」。チームは法大、東大、立大など春に今後予定していた試合全てが中止となった。今後、何を目標にどの方向に進めていけばいいのか、4学年が集まって毎日のようにミーティングを続けている。「チームはバラバラの状態だけど、立て直していきたい」

 日大と同じ関東大学リーグ1部に所属する法大の有沢玄監督は「監督が辞めることが妥当かどうかは判断できないが、なぜあのようなプレーが起きたのか、真相究明の方が大事」と話す。一連の問題で、アメフトは危険なスポーツとの認識が広がった。チーム強化とともに安全対策にも力を入れる有沢監督は「再発防止策などを作り、ルールの中でプレーすれば安全ということを示していきたい」。

 関東学生連盟が設置した規律委員会はこの日、関学大の鳥内秀晃監督らにヒアリングを実施した。清水裕司副理事長は「調査を進め、真実を明らかにし、(内田監督らを)追加処分するかどうかも含めて判断したい」と述べた。(榊原一生)