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 日本海の絶景を望む京都府伊根町新井(にい)の棚田で20日、京阪神の親子ら約100人が参加した田植え体験があった。子どもたちははしゃぎながら裸足で泥に入り、約1・5ヘクタールの棚田にコシヒカリの苗を植えていった。

 棚田の景観を残し、都市部の人たちに農業体験をしてもらおうと、京阪神の米店でつくる「伊根と新井の千枚田を愛する会」と新井区が毎年、開いている。

 母親と祖父母と一緒に来た静岡県沼津市の小学4年の真田琉翔(るいと)さん(10)と妹の実穂(みお)さん(8)は、毎年のように家族と参加しているという。兄妹は「今年はちょっと寒い。でも、オタマジャクシもいたし、泥の感じが気持ちいい」と楽しんでいた。地区の住民が稲の世話をし、9月半ばに刈り取る予定だ。(寺脇毅)