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 太平洋戦争中、旧日本海軍の空母「飛龍(ひりゅう)」の乗組員として真珠湾攻撃やミッドウェー海戦に従軍した瀧本邦慶(くによし)さん(96)=大阪市東淀川区=が、京都市上京区の同志社大で講演した。約130人の学生らを前に、「年寄りが決めた戦いで、若者が死ぬのが現実だ」と訴えた。

 瀧本さんは1921(大正10)年生まれ。17歳で海軍入隊を志願し、戦闘機整備の若手特技兵として飛龍に乗り込んだ。勝つと信じ切り、警戒心をもたずに向かった42年6月のミッドウェー海戦では、米軍機の集中攻撃にさらされた。甲板に伏せた瀧本さん。30センチほど脇を米軍機の機銃弾が走ったという。日本軍は飛龍を含む主力空母4隻を失う大打撃を受けた。

 駆逐艦に乗り移り、帰国した瀧本さんが知ったのが、日本軍の被害が過小にねじ曲げられて発表されていたことだった。当時の朝日新聞も大本営発表をもとに「航空母艦一隻喪失、同一隻大破」と報道。「戦争はあまりにもうそが多すぎる。命令を出す者は自分に都合が悪いことは言わない」と身をもって感じた経験だった。

 44年2月には、太平洋のトラ…

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