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 東京都と神奈川県の境などを流れる多摩川で、アユの遡上(そじょう)が最盛期を迎えている。調布取水堰(ぜき)(東京都大田区)では21日、東京湾で育った全長約5センチの稚アユが銀色の体をくねらせながら、水面から勢いよくジャンプ。待ち構えるサギの仲間などの天敵を避けながら上流をめざす姿が見られた。

 都島しょ農林水産総合センターによると、河口から約11キロ上流に設置している定置網で3月下旬から今月18日までに約44万8千匹を観測した。昨年同時期の約6倍にのぼり、「今年はかなり数が多い」という。(角野貴之)