洋室で使えるデザインの畳、海外へ 福岡ブランド畳誕生

田幸香純
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 福岡県内の畳店でつくる県畳工業組合は21日、畳の需要を増やそうと新ブランド「福岡ブランド畳」を立ち上げたと発表した。県内で栽培したイ草と、福岡の伝統織物を組み合わせたことが特徴。洋室でも使えるデザインの畳も用意し、海外向けにも販売していく考えだ。

 新ブランドで使う畳表は、2001年度にブランド化した「博多華織(かおり)」。福岡・筑後地方で栽培したイ草を使った高級品だ。畳の縁部分には博多織、小倉織、久留米絣(かすり)を使う。伝統織物と組み合わせることで、福岡産の畳をPRしていく。

 和室で使う一般的な畳のほか、座布団やあぐら用の小型座布団、飾り用の畳などを用意。大きさを変えることもでき、価格は座布団で税別3万円を見込む。「畳の日」の9月24日からの発売開始をめざす。

 同組合の組合員数は、最盛期の1960年代には約800あったが、現在は185と4分の1以下に減った。ブランドのとりまとめをした池田恭浩・副理事長は「業界はどんどん衰退している。新しい取り組みで、畳のよさを国内だけでなく海外にも伝えていきたい」と話す。田幸香純

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