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 第70回春季関東地区高校野球大会(関東地区高校野球連盟主催、朝日新聞社など後援)は21日、準々決勝4試合が千葉県であった。常総学院(茨城1位)は今春の選抜大会4強の東海大相模(神奈川・推薦出場)を7―3で破り、ベスト4に進出した。

 準決勝は22日に千葉県野球場(千葉市)であり、常総学院は日大三(東京1位)と対戦する。

勢い呼ぶ打撃 その名の通り 常総学院・水野勢十郎選手

 初戦の関東学園大付戦で先制本塁打を含む3安打と活躍した2番打者・水野勢十郎(3年)が今日も打った。

 初回1死。真ん中高めの直球を「無心で」振り抜いた打球は左中間スタンドへ一直線。この先制打が起爆剤となり、チームは7得点した。

 元々は外野手だが、4月に始まった県大会の2週間前、チーム事情で二塁手に抜擢(ばってき)された。だが、慣れない守備位置への不安から失策や打撃不振が重なり、スタメンから外されることも。「このままだと背番号がもらえない」。守備力を安定させるため、県大会中は試合後もチームメートと練習場に行き、ひたすら守備練習に汗を流した。

 そして挑んだ今大会。守備の不安は薄れ、打撃に集中できるようになった。初戦に続き、この日も3安打で計3得点に絡んだ。でも、守備では1失策。反省は残ったが、「格上相手に最高の試合ができた。明日も打撃でチームを勢い付けたい」と笑う。勢十郎の名前の通り、連日の活躍でチームに勢いを与え続ける。(笹山大志)

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