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 大阪府教育庁は21日、2017年度に府立高7校の書道の授業で、生徒計329人に学習指導要領に定められた「篆刻(てんこく)」の指導漏れがあったと発表した。単位の取り消しはせず、今年度の放課後などに補習をするという。

 篆刻は石などの印材に文字を刻んで印を制作し、その印を作品にも押す表現活動。学習指導要領では、主に高校2年生を対象にした「書道Ⅱ」で扱うよう明記されているが、7校では教員の認識不足から授業で扱っていなかった。

 4月に外部から指導漏れを疑う指摘があり、府立高152校を対象に調べていた。16年度以前も複数校で扱っていなかった可能性があるという。