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 加計(かけ)学園の獣医学部新設をめぐり、愛媛県が21日、新たな文書を参院予算委員会に提出した。その内容からは、安倍晋三首相を含む首相官邸幹部らが早い段階から何度も学園側とやり取りを重ねていた経緯が読み取れる。野党は早くも、獣医学部新設計画への関与を否定してきた首相の答弁の整合性について追及を始めた。

 愛媛県の文書に記された内容は、安倍首相の過去の発言と矛盾する。

 首相は長年の友人の加計氏について昨年7月の衆院予算委で「彼が私の地位や立場を利用して何かをなし遂げようとすることは一度もなかった」と答弁。「時代のニーズに合わせて新しい学部や学科の新設に挑戦していきたい」という趣旨の話は聞いたことがあるものの、「獣医学部をつくりたい、さらには今治市にといった話は一切ございません」と述べた。

 しかし文書によると、加計学園は愛媛県に、「2015年2月25日に加計氏が獣医学部新設計画を安倍首相に説明した」と報告。さらに、首相が「新しい獣医大学の考えはいいね」とコメントしたとされる。また、安倍首相は獣医学部の新設計画を知った時期を「17年1月20日」と繰り返し答弁しており、この発言との整合性も問われる。

 安倍首相と加計氏の面会や会食の有無も改めて焦点となる。すでに明らかになっている愛媛県作成の文書では、15年4月2日に県職員と柳瀬氏らが面会した際の内容として「先日安倍総理と同学園理事長が会食」という記載がある。首相は今年5月14日の参院予算委で「その年の4月以前は会食はしていない」と答えた。ただ、15年2月25日に会ったかどうかは聞かれておらず、答えていない。朝日新聞の「首相動静」ではその日に安倍氏と加計氏が会ったという記載はない。

■浮かび上がる官…

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