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拓殖大学紅陵高校(下)

コツコツはカツコツだ

 吹奏楽部で部長や副部長といった幹部を務める生徒に、どんなイメージを持っているだろうか? リーダーシップや決断力がある、ポジティブ、明るい、社交的、パワフル……。けれど、現実には幹部もコンプレックスや悩みを抱え、日々葛藤を続けている。

 野球の強豪で、吹奏楽部の野球応援でも注目を集める千葉県の拓殖大学紅陵高校(拓大紅陵)。吹奏楽部の副部長を務める「ふうか」こと山口楓可は、学生指揮者とクラリネットパートのリーダーも兼ねている。肩書だけ見れば、ぐいぐいとみんなを引っ張るタイプのようだが、実際は毎日がプレッシャーや不安との闘いだった。

 日ごろの朗らかな表情からは想像もできないが、幼少時代は人見知りが激しく、小学校低学年までは知らない人と会うと泣き出してしまうほどだった。

 中学校で吹奏楽部に入ったことで、必然的に多くの人とコミュニケーションをとるようになり、ふうかの人見知りは少し軽減された。高校でも吹奏楽を頑張りたいという思いで拓大紅陵への進学を決めた。中学校時代、拓大紅陵に通っていた先輩から「野球の応援を全力でやるのは楽しいよ!」と言われ、期待して入学した。実際、青空の下、野球場のスタンドで楽器を吹き鳴らすのは爽快だった。大きな声で声援を送ることも。

 「先輩の言ったとおり、応援って楽しい!」

 ふうかは野球も応援も大好きになった。

     ♪

 「日本一の野球応援」を目標に掲げる拓大紅陵の吹奏楽部は、顧問の吹田正人が自ら作曲した30曲以上のオリジナル応援曲を持つ。

 選手ごとにテーマ曲を演奏する…

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