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 右手が紡ぐ流れるような旋律に乗り、左手は宙を遊ぶ。樋上眞生(ひのうえまお)さん(34)=大阪府=は左の人さし指が病気で思うように動かない。4年前に発症し、一時は演奏活動から遠ざかったが、「右手のピアニスト」として復活を遂げた。福岡県飯塚市である若手音楽家の登竜門「飯塚新人音楽コンクール」の予選を突破し、6月3日の本選に挑む。

 樋上さんは、3歳でピアノを始め、京都市立芸術大卒業後、ウィーン留学を経てプロのピアニストとして活動した。2010年の堺国際ピアノコンクールで優勝するなど実績を重ね、11年には飯塚新人音楽コンクールで入選を果たした。

 異変に気付いたのは14年春。左の人さし指が内側に曲がり、思うように動かせない。神経系の運動障害、局所性ジストニアだった。左手を大きく広げられず、ソロ活動を自粛。伴奏の仕事も減り、収入は激減した。将来への不安ばかりが募った。

 だが、ソロの演奏家でありたい…

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