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 岡山後楽園(岡山市北区後楽園)で、普段は非公開となっている延養亭の特別公開が21日から始まった。延養亭は藩主が後楽園を訪れた時の居間として使われていた場所で、見学者たちは殿様気分で庭園の眺めを楽しんでいる。特別公開は27日まで。

 延養亭は、後楽園を築庭した岡山藩の2代藩主・池田綱政によって建てられたが、戦災で焼失。1960年に復元された。22日、広島市から夫婦で来ていた小谷久美子さん(55)は「市内の中心にあるのに、建物が目に入らないのは素晴らしい」と延養亭からの眺めに見とれていた。

 延養亭の見学には定員があるため、後楽園事務所は希望日の前日までに電話で予約することを勧めている。延養亭の解説をしているボランティアの後藤生治さん(71)は「殿様が座った場所に座布団を用意しているので、そこからの景色をぜひ見てほしい」と話す。問い合わせは同事務所(086・272・1148)。(榧場勇太)

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