ゲゲゲの砂かけ婆、実は奈良出身? 「出た」所に行くと

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編集委員・今井邦彦
【動画】「砂かけ婆」が出たという場所を妖怪文化研究家の木下昌美さんと訪ねた=今井邦彦撮影
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「まだまだ勝手に関西遺産

 「ゲゲゲの鬼太郎」の頼れる仲間、砂かけ婆。彼女はどこ発祥の妖怪とされているかご存じですか。その場所を訪ねてみました。町外れの森を通るときは、砂にご用心を。

 着物姿で髪を下ろした、怖い顔のおばあさん。悪い妖怪に砂を投げつけて戦うが、子供には意外と優しい一面も……。

 2015年に亡くなった水木しげるさんのマンガ「ゲゲゲの鬼太郎」に登場し、鬼太郎を助けて悪い妖怪と戦う「砂かけばばあ」といえば、こんなイメージだろうか。今も「鬼太郎」のアニメ(関西テレビなどで日曜午前9時)で活躍中だが、数年前、砂かけ婆(ばば)が私の住む奈良県の妖怪と聞いて驚いた。

 妖怪研究の権威だった民俗学者・柳田國男の論集「妖怪談義」を開くと、各地に伝わる妖怪の名前と伝承を集めた「妖怪名彙(めいい)」に「スナカケババ」の項があり、「奈良県では処々(ところどころ)でいう」と確かに書かれている。

 奈良県内の妖怪伝承について…

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