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 川崎重工業は22日、新幹線のぞみの台車に破断寸前の亀裂が見つかった問題を受け、台車を製造した鉄道車両部門の担当役員を交代すると発表した。同日付。新しい担当役員には、航空宇宙部門で品質管理を仕切ってきた石川主典(むねのり)取締役を、代表権のある副社長に昇格させたうえで充てて、再発防止の体制づくりを進める。

 石川氏は、台車問題の原因究明などを担うため、社外取締役や社外の有識者も加えてつくった全社品質管理委員会のメンバーでもある。

 これまで担当だった小河原(おがわら)誠常務は退任する。「引責ではない」(広報)としており、6月下旬の株主総会後に顧問に就く。2016年4月から車両部門長を担ってきたが、台車問題で4月に専務に昇格する人事が撤回されていた。