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 室町時代半ばから約500年にわたって鋳物づくりが盛んだった島根県安来市広瀬町の宇波地区の歴史を語り継ごうと、市の宇波交流センターが、家庭などで眠っている鋳物製品の提供を呼びかけている。将来的にはセンター内で、鋳物づくりの歴史がわかる展示をしたいという。

 宇波地区は、今は過疎化が進む山間地域だが、かつては定評ある鋳物の産地だった。センターの遠藤春二館長(65)によると、宇波は不純物の少ない砂鉄が取れる真砂土や、炭をつくるための木材、鋳型を作るための粘土が豊富で、鋳物づくりに適していた。鐘でよい音が出るかどうかは鉄の成分によって決まり、「宇波の鋳物は音がいいと重宝がられた」と話す。

 鋳物づくりの技術は、大阪からの移住者によってもたらされたと伝えられている。数百軒近い工場があったという住民の話もある。鋳物製品は、たたら製鉄の鉄とともに安来港から積み出されたという。

 規模の大きな製品としては、7…

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