京都というと歴史、古典、芸能、文化といった“文系”のイメージを強く抱かれるかもしれません。ですが、現在、世界に誇る大企業、島津製作所や京セラ、オムロン、任天堂など“理系”の企業がたくさんあるのも京都です。

 実は歴史上でも医学や天文学、博物学といった学問も大いに発展してきたのが京都のすごみでもあるのです。ということで、今回は理系の方にもおススメの「理系で歩く京都」へと誘います。

算数大好き、江戸時代の庶民

 江戸時代の庶民の算数好き、そして、そのレベルは非常に高かったそうです。それを物語るのが「算額」という数学の問題や解答が描かれている大絵馬。神社に行くと絵馬堂というお堂の中に時々掛かっています。

 算額には難問を解けた喜びを神仏に報告し感謝するという意図もあり、算額の奉納がはやりました。

 学問の神様として知られる北野天満宮には、面積を出す問題なのでしょうか? 図形がはっきりと残る算額があります。

 文系の私には「何を問われているのか???」ですが、理系の方なら、「これは恐らく、このことを問うているのだろう」とお分かりになられるかもしれません。ぜひ、絵馬堂で探してください。

 そして日本独自の和算の普及、発展の基礎となった書籍「塵劫記」(じんこうき)を書いた和算家・吉田光由(よしだみつよし・1598~1672年)をご紹介します。

 この「塵劫記」は1627(寛…

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