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 日本ガイシ(名古屋市)は23日、送電線向け製品の一部について、1990年代初めから顧客との契約で決められた検査をしないで出荷していたことを明らかにした。対象となる契約件数は累計で約100万件にのぼるが、同社は製品の品質には「問題ない」としている。

 発表によると、対象となるのは送電線の絶縁体として使われる「がいし」など、国内2工場と国内外のグループ5社がつくる11製品。寸法や強度の検査を電力会社など顧客との契約で定められた方法で実施していないのに検査したことにしていた。

 出荷先は国内外の約500社、対象となる製品は1億個ほどにのぼる。どれも電力事業本部が手がける送配電用の製品で、自動車用排ガス浄化装置などを担う他部門での不正はなかったという。

 がいしは1919年の創業当初…

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