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 学校法人・森友学園(大阪市)をめぐる補助金詐欺事件で、大阪地裁は23日、詐欺などの罪で起訴された学園前理事長の籠池泰典被告(65)と妻の諄子(じゅんこ)被告(61)の保釈を認める決定を出した。保釈保証金は泰典被告が800万円、諄子被告が700万円。弁護人が明らかにした。大阪地検は決定を不服として準抗告した。

 夫妻は2017年7月末に大阪地検特捜部に逮捕されて以降、大阪拘置所(大阪市都島区)で10カ月近くにわたり勾留され、弁護人以外と面会できない接見禁止が続いている。弁護人は17年11月に保釈請求したが大阪地裁が却下したため、今月7日に再び請求していた。今年3月に接見禁止が一部解除された際、泰典被告は面会した野党議員に「国策留置だ」「早く出たい」と訴えたという。

 夫妻は国と大阪府・市から計約1億7千万円の補助金を詐取したなどとして起訴され、争点を絞り込む公判前整理手続きが進んでいる。