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 オーストラリアの学校に、「級友」たちのストレスを和らげ、勉強を後押しする犬が登場した。シドニー西部のカブラマッタ・ハイスクール(中高校)に通うオスのハリー(生後7カ月)だ。その活躍に他校も関心を寄せる。

 取材に訪れた日、ハリーは7年生(日本の中1)の数学の教室にいた。

 生徒と同じネクタイを下げ、計算をする生徒たちの間で静かに座っている。隣の席のレイチェル・カーリングさん(12)は「(ハリーは)だれの人物評価もしない。教室を平和にして、必要なときに寄りかかれる存在です」。休み時間には生徒たちに囲まれる。11年のロリス・トリマルチさん(16)は「勉強が大変なとき、安らぎをくれる」と話した。

 飼い主は、美術教諭のベタニー・ウォーターズさん。ストレスを抱えがちな思春期の生徒たちへの「癒やし効果」を期待して、学校に提案。州政府や保護者の許可を得て、昨年末から毎週火、木曜日に登校するようになった。美術室だけでなく、要望があればほかの教室にも行く。犬が苦手な生徒には自ら近寄らないようにしつけている。

 ウォーターズさんによると、教…

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