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 水素で走る燃料電池車(FCV)の普及に向け、トヨタ自動車は24日、FCV専用部品の生産能力を拡充すると発表した。2020年ごろの稼働をめざす。投資額は非公表。

 水素と酸素を反応させて電気を生み出す燃料電池は、愛知県豊田市の本社敷地内に工場を新設する。8階建て、延べ床面積約7万平方メートルの建屋は完成しており、今後生産設備を導入する。燃料の水素をためる高圧タンクも、愛知県みよし市の下山工場で専用ラインを新たにつくる。

 トヨタは20年以降、FCVの世界販売を現在の約3千台から3万台以上に増やす計画。新工場の生産能力は非公表だが、その需要を満たすものになるという。

 トヨタのFCV「ミライ」は現在日本や米国、欧州の11カ国で販売しており、10月からは新たにカナダでの販売も始める。燃料電池やタンクは、17年に発売した燃料電池バスや豊田自動織機が手がける燃料電池フォークリフト向けにも需要が見込まれるという。

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