[PR]

 中日本高速道路は24日、農業に参入すると発表した。休閑期で農作物をつくっていない土地や耕作放棄地を借り、レタスや枝豆をつくる。最初は浜松市内の計約13ヘクタールの農地で始め、今後5年で約23ヘクタールに広げる。

 農産物の生産や販売を手がける鈴生(すずなり、静岡市)と共同で農地を持てる会社をつくり、9月から作付けを始める。初年度はレタス220トン、枝豆35トンを収穫する予定。農作物を高速道路で運んだり、高速の刈草をリサイクルした堆肥(たいひ)を農業に使ったりすることで、相乗効果を見込む。

 中日本高速は新事業の開拓を加速させている。収入の大半を占める高速道路の通行料は道路建設の借金返済にあてると決められ、「通行料以外」で稼がなくてはならないからだ。近年は高速道路の外にも商業施設を開業したり、トラックの運転手が交代できる拠点を整備したりと、新事業に相次ぎ乗り出している。