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 24日未明、和歌山県南西沖で試験準備中だった海上自衛隊の潜水艦「せきりゅう」が、訓練用のおとり弾を誤射したと海上幕僚監部が発表した。周囲に船舶はなく、けが人などは報告されていないという。

 同監部によると、おとり弾は直径15センチ、長さ1・6メートル、重さ26キロの金属製。水中で音を出し、敵の魚雷を引きつける。火薬や有害物質は含まれていない。

 おとり弾は1発約4600万円。本来は発射後に水面に浮いてきたところを回収して再利用するが、今回は準備段階での誤射のため回収できておらず、護衛艦やヘリが捜索している。一定の時間が経過すると、おとり弾は海底に沈み、回収できなくなる。(古城博隆)