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 中国各地で今月上旬から中旬にかけて、キリスト教系宗教団体の日本人信者21人が中国当局に拘束されていたことが25日、日中関係筋の話で分かった。違法に布教活動をしていた疑いを持たれた可能性がある。一部はすでに強制退去処分となっている。

 関係筋によると、21人は20代以上の男女。今月5日から15日にかけて、遼寧、山西、河北、河南、貴州の各省と重慶市、寧夏回族自治区の計7省市自治区で、ビザの資格以外の活動をしたなど国内法に違反したとして拘束された。ほかの地域でも拘束には至らなかったものの、帰国させられた例が複数あるという。中国では、政府に認められていない宗教団体の活動は違法となる。

 中国では昨年11月にも南部の広東省で、同じキリスト教系団体の日本人信者約20人が拘束されて退去処分になっている。(北京=延与光貞)