【動画】滋賀県立盲学校で陸上記録会=大野宏撮影
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 滋賀県彦根市西今町の滋賀県立盲学校で25日、陸上記録会があり、幼稚部から高等部理療科までの22人が参加した。

 体を動かす機会が少なくなりがちな視覚障害がある生徒たちに、スポーツに親しんでもらうのが狙い。今年で12回目。先導者のタンバリンを頼りに走る「音響走」や、グラウンドに固定したワイヤの端をつかんで円を描きながら走る「円周走」などの競技があった。

 高等部1年の村上萌那(もえな)さんは、短距離走が大好き。100メートル走や円周走などで力強い走りを見せた。「円周走は何も考えず、無になって走れるので一番好き。風に乗って走れました」

 下肢に障害があり、普段は車いすで生活している中学部2年の沢村優杏(ゆあん)さんも音響走に挑戦。マットレスを敷いた地面をはい、約60メートルを完走した。

 日根野克史校長は「自分で走り、体で風を感じるのは大事なこと。体を動かすことへの恐怖心を取り除く助けにしてほしい」と話していた。(大野宏)