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 今月6日、9年ぶりの国会議員選挙(定数128)があったレバノンで、イスラム教スンニ派政党「未来運動」を率いる現首相のサード・ハリリ氏が続投することが24日、決まった。地元メディアが報じた。

 レバノンには18の宗教・宗派があり、宗派間のバランスを取ることが重んじられている。大統領はキリスト教マロン派、国会議長はシーア派、首相はスンニ派からとの慣例がある。地元メディアによると、今回の選挙でハリリ氏が率いる政党は10以上議席を減らしたものの、24日にあった議会では、ハリリ氏がスンニ派勢力の支持を固めるなどして首相に選ばれた。

 今後、ハリリ氏は挙国一致内閣を目指して、イスラム教シーア派組織ヒズボラやキリスト教政党などと組閣協議に入る。だが、議員選挙では、ヒズボラを中心とする勢力が躍進した。閣僚ポストなどをめぐって組閣が紛糾する可能性もある。(テヘラン=杉崎慎弥

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