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 25日午後6時50分ごろ、石川県小松市符津町のJR北陸線粟津(あわづ)駅の線路付近で「人が倒れている」と福井発金沢行きの列車の運転士から通報があった。小松署などによると、倒れていたのは男児2人で、同市松生町に住む兄弟。病院に搬送されたが、弟の山本悠太ちゃん(5)がまもなく死亡し、兄の小学2年生、晃さん(7)も頭蓋骨を骨折し、意識不明の重体。ほかの列車と接触した可能性があるとみられている。

 JR西日本金沢支社などによると、2人はホームから1メートル離れた下り線の本線と待避線の間に倒れていた状態で見つかったという。この列車が現場にさしかかる40分ほど前には、下り線を特急サンダーバードが通過。小松署によると、このサンダーバードの先頭車両のドライブレコーダーにホーム下の線路わきでしゃがんでいる男児2人の映像が映っていたが、最後尾車両からの映像では倒れた状態となっていた。車体にははねたような痕跡があった。

 粟津駅近くに住む60代の女性はホーム北端の線路近くで、搬送作業にあたっている救急隊員の姿を見た。近くには、パトカーや救急車が何台も集まっていたという。「こんな事故なんて聞いたことがなかったのに」と不安そうに話した。

 この事故でJR西は、加賀温泉…

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