【動画】茨城・潮来市で「嫁入り舟」=吉田芳彦撮影
[PR]

 茨城県潮来市の水郷潮来あやめ園で26日、「あやめまつり」が始まった。白無垢(むく)の花嫁が小舟に揺られて公園沿いの川を下る「嫁入り舟」は初夏の人気行事で、行楽客らが「おめでとう」と声をかけて見送った。

 花嫁や嫁入り道具が、川や水路を使って小舟で行き来した昔の風習をいまに伝えるイベントで、6月24日までに土日を中心に29人の花嫁が小舟に乗る。

 最初に乗ったのは東京都千代田区出身の田崎直美さん(25)。船着き場から約300メートル下り、終点で同市出身の花婿佑磨さん(25)に迎えられた。両親と一緒に小舟に乗った直美さんは「多くの方に声をかけていただき、とてもうれしかった」と笑顔で話した。

 土曜の夜は、ライトアップの中で川を下る「宵の嫁入り舟」もあって華やぐ。園内はいま、紫や黄、白など鮮やかなハナショウブが5分咲き。約500種100万株といわれ、6月上旬が見ごろの予想だ。