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 太平洋戦争末期に、学業を中断させられて軍隊へ召集を受けた元学徒兵ら45人の証言集を、このほど法政大学(東京)が6年がかりでまとめた。戦友の最期、特攻の生死の分かれ目、軍隊内の理不尽な暴力など、70年以上を経た今こそ後世へ残したい逸話を収録した。

 学生が戦地へ送られた事実を本人の語りで伝えようと、2012年度から調査していた。元学徒兵42人をはじめ、勤労動員の体験者や、特攻隊員の身の回りの世話をした女性の回想も加え、3月末に発刊した。証言者は調査時88~95歳。証言集の完成を待たず、すでに11人が他界している。

 語られた軍隊体験は多様だ。海軍航空隊員になった島崎晃(あきら)さん(故人、聞き取り時93)は、輸送船で南方へ送られる際、僚船が敵の魚雷攻撃で次々と沈没する光景を眼前にした。裂けた船体は水面に直立し、戦友を道連れに海中へ消えた。「助けられないんですよ。止まったらこっちがすぐやられますからね」。12隻の船団で、無事だったのは4隻のみだったという。

 敗色が濃くなるなか、学徒動員…

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