【動画】「世界カワウソの日」を前に「カワウソウィーク」を開催=吉本美奈子撮影
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 30日は「世界カワウソの日」。6匹のコツメカワウソを飼育する世界淡水魚園水族館「アクア・トトぎふ」(各務原市)では「カワウソウィーク」と題したイベントを開催中だ。6月10日まで。クイズなどを通じて、来館者にカワウソをとりまく危機的状況を知ってもらうのが狙いだ。

 世界カワウソの日はイギリスの保護団体「国際カワウソ生存基金」が5月の最終水曜日に制定した。昨年、名古屋市内にカワウソがいるカフェが出来るなど、国内でも人気は上昇中。同館でも、カピバラやアシカに次ぐ人気という。

 一方で、乱獲や密輸により、世界に生息するカワウソの仲間13種は絶滅の危機にさらされているという。在来種のニホンカワウソは高知県で1979年に目撃されたのが最後。2012年に環境省が絶滅種に指定した。

 同館で12年間カワウソを担当する堀江俊介さんは、イベント期間中の土曜日と日曜日に、「カワウソのお話」という企画を担当する。カワウソの剝製(はくせい)を前に参加者とクイズ形式でやりとりしたり、質問を受け付けたりする。

 「見た目の可愛さや動きのコミカルさだけではなく、生息環境の悪化や密輸で、カワウソが絶滅の危機にあることについても知ってもらえれば」と堀江さん。問い合わせは(0586・89・8200)まで。(吉本美奈子)