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 トレーニングジム大手、RIZAP(ライザップ)グループは28日、新たに設ける最高執行責任者(COO)にカルビーの松本晃会長兼最高経営責任者(CEO、70)が就く人事を発表した。「プロ経営者」としての経験をいかし、相次ぐM&A(企業合併・買収)で傘下に入った企業の経営改善を進める。6月24日の株主総会を経て正式決定する。

 松本氏は会見で、3月末にカルビー会長の退任発表をした日の夜にライザップ側から打診があったと明かした上で、ライザップの事業について「おもちゃ箱みたいで、宝探しみたいなおもしろい会社だ」などと話した。ライザップはM&Aで事業を急拡大しており、グループの子会社は約80社に上る。松本氏は「まだ知識はない」とした上で「それを上手に結びつけるのも私の仕事かなと思う。これからの大きな課題ではないか」と述べた。

 瀬戸健社長は「守りができるからこそ攻めていける。私以上にリーダーシップを発揮していただき、守りと攻めの両方をやっていただきたい」と語った。

 松本氏は伊藤忠商事をへて、米ジョンソン・エンド・ジョンソン日本法人で社長を務めた。2009年にカルビーの会長兼CEOに就任。シリアル食品「フルグラ」をヒットさせ、会社を成長軌道に乗せた。松本氏はカルビーを6月20日に退任する予定。