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 山梨県が収穫量日本一を誇るブドウと全国3位のサクランボなど特産品の盗難を防ごうと、JA南アルプス市(南アルプス市)が、畑に入る不審者をセンサーで感知する「圃場(ほじょう)遠隔見守りシステム」の運用を始めた。音と赤色灯で警告すると同時に、農家にメールが届く仕組みだ。出荷前に被害に遭うと農家への打撃は大きく、盗難防止に期待を集めている。

 市内に工場がある富士通などに依頼し、3年前から開発を進めてきた。全国農業協同組合中央会(JA全中)によると、一つのJA管内の全域で、独自システムを使った盗難対策を導入するのは全国的にも珍しいという。

 完成した機器は高さ約2メートル。遠赤外線センサーで直径30メートルの範囲をぐるり360度監視する。畑の位置情報は地元の警察と共有し、農家の通報ですぐに警察官が駆けつけられるようになっている。

 センサーは水平方向と下方向に…

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