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 陸上の関東学生対校選手権(関東インカレ)が24~27日に神奈川・相模原ギオンスタジアムで開催された。昨年の全日本大学駅伝や今年の箱根駅伝で活躍した選手たちも新たな目標を胸に走り始めた。

 日本選手で目立ったのは順大の塩尻和也(4年)の充実ぶり。2016年リオデジャネイロ五輪の3000メートル障害に出場した塩尻は、関東インカレでは1万と5000メートルに出場し、いずれも日本選手トップの3位、2位に食い込んだ。「ひとつひとつのレースが大学最後になるので、この機会を逃したら次はないという気持ちで走っている」。昨年は大学生でただ一人1万メートルで27分台をマーク。今や、実業団選手にも引けをとらない。

 順大は昨年の全日本大学駅伝で12位、今年の箱根で11位といずれもシード落ち。来月30日に開かれる全日本大学駅伝の関東地区選考会に向けては「1秒でも稼いで出場権をとりたい。僕が後半の組で走ることで、ほかの選手がのびのび走れればいいと思う」と話した。

 箱根駅伝で4連覇を達成した青学大は、関東インカレでは駒大などとともに2部での戦い。1万メートルでは箱根で1区を走った鈴木塁人(たかと)(3年)が日本選手トップの4位に入った。「青学は今年も4年生が強い。先輩に胸を借りて、我々3年も強くなっていきたい」。ハーフマラソンでは箱根の5区を走った竹石尚人(3年)が5位、5000メートルで橋詰大慧(たいせい)(4年)が4位に入賞した。

 箱根で2位の東洋大は、1区で1年生ながら区間賞を獲得した西山和弥(2年)が5000メートルで8位、1万メートルで4位と入賞を果たした。塩尻と競った1万メートルでは「塩尻さんに力負けして非常に悔しい。もっと練習しないといけない」と反省しきり。昨年の全日本の1区で区間賞に輝いた相沢晃(3年)は1万メートルで7位、5000メートルで5位に入賞した。

 箱根で5位の東海大は館沢亨次(3年)が1500メートルで優勝、鬼塚翔太(3年)が5000メートルで4位、ハーフマラソンで湯沢舜(4年)が日本選手トップの2位に入るなど層の厚さを見せた。

 ハーフマラソンの2部では箱根駅伝9位でシード権を獲得した帝京大の畔上(あぜがみ)和弥(4年)が2位、横井裕仁(4年)が3位を占める活躍だった。(堀川貴弘)