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 2020年の東京五輪・パラリンピックでウズベキスタンと交流するホストタウンに登録された京都府舞鶴市は、使わなくなった柔道着を市民から集め、同国へ贈る。舞鶴市では柔道とレスリングの代表選手団による事前合宿も予定されており、交流を深めようと企画した。

 舞鶴市スポーツ振興課によると、同国の首都タシケント市のヤッカサライ区では中学校のクラブなどで柔道が盛んだ。ただ、柔道着の購入が大きな負担になっているという。

 同区には旧ソ連に抑留された日本人の墓地があり、多々見良三市長が昨年訪問。帰国後、同区の職員から「古いものでいいので柔道着がほしい」と要望があった。

 舞鶴市内の中学校では体育の授業で柔道を学んでいるが、多くの柔道着がきれいなまま捨てられたり、たんすに眠ったままになっていたりするという。市が2~3月に提供を呼びかけ、市外からも含め様々なサイズの107着が集まった。6月上旬ごろ発送する。

 来年以降も柔道着の寄贈を続ける予定。担当者は「これをきっかけに交流をさらに広げ、五輪を盛り上げたい」と話している。(大久保直樹)