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 29日午前11時20分ごろ、新潟県阿賀野市の五頭(ごず)連山の沢で、県警のヘリコプターが男性とみられる2人の遺体を発見した。五頭連山では新潟市北区の親子が今月5日に登山に入ったまま行方不明になっており、県警が捜索していた。県警は29日午後2時35分ごろに遺体を収容し、この親子とみて身元を調べている。

 県警阿賀野署によると、行方不明になっているのは新潟市北区の会社員渋谷甲哉(こうや)さん(37)と、長男で小学1年の空くん(6)。駐在所員が6日午前に渋谷さんの父(73)から「遭難の可能性がある」と連絡を受けたが、夕方まで署に伝えず、県警は7日から市消防本部などとともに40~50人態勢で捜索を開始。目撃情報のあった登山道などを中心に捜索してきた。

 遺体は2人が向かったとみられる松平山(954メートル)の山頂から約1・7キロ南西にある「コクラ沢」の斜面で、うつぶせに折り重なるようにして倒れていたという。遺体の身長はそれぞれ180センチと124センチ。服装も含め、渋谷さん親子と特徴が一致するという。