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 小野寺五典防衛相は29日午後(日本時間30日午前)、訪問先の米ハワイで、マティス米国防長官と会談した。北朝鮮による核・ミサイルの完全な廃棄の実現まで圧力を継続する方針を確認した。

 会談には、6月12日開催で調整が進む米朝首脳会談を前に防衛当局間のすり合わせを図る狙いがある。小野寺氏は米朝会談に触れ、「核・ミサイル、拉致問題が前進する機会にすることが重要だ」と伝えた。

 両氏は、短中距離弾道ミサイルの廃棄と拉致問題、在韓米軍を含む東アジア地域の米軍の重要性を確認。洋上で違法に物資を積み替える北朝鮮の「瀬取り」の監視に豪州などと連携することを改めて共有した。

 小野寺氏はマティス氏との会談に先立ち、次期駐韓大使に就任予定のハリス米太平洋軍司令官と、次期司令官に就くデービッドソン氏とも会談した。(ホノルル=藤原慎一)