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 日本相撲協会は30日、東京・国技館で臨時理事会と名古屋場所の番付編成会議を開き、関脇栃ノ心(30)=本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋=の大関昇進を満場一致で決めた。昨年夏場所後の高安以来、1年ぶりに新大関が誕生した。

 栃ノ心はこの夏場所で13勝を挙げるなど、直近3場所で37勝。新入幕から所要60場所と、最も遅い記録で大関の座を射止めた。

 30日午前、協会の使者2人が春日野部屋を訪ね、昇進伝達式が行われた。大銀杏(おおいちょう)を結い、はかま姿の栃ノ心は師匠の春日野親方(元関脇栃乃和歌)らとともに使者を出迎え、「親方の教えを守り、力士の手本になるように、稽古に精進します」と口上を述べた。

 前日には「自分の気持ちをシンプルに伝えられる言葉がいい」と語っていた。日本語を読むのは苦手で、ローマ字で書いて口上を覚えたという。

栃ノ心剛史(とちのしん・つよし)

 本名レバニ・ゴルガゼ。1987年10月13日、ジョージア(グルジア)・ムツヘタ出身。旧ソ連の格闘技「サンボ」の欧州王者だった17歳で来日、2006年春場所で初土俵。母国の歯科技工士の資格を持ち、料理も得意。好きな日本食は納豆、ウナギ。幕内通算成績は394勝383敗18休。身長191センチ、体重169キロ。