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 島根県古代文化センターは、松江市鹿島町の「志谷奥(しだにおく)遺跡」から40年以上前に出土した青銅器の破片4点が、同時期に出土した2個の銅鐸のものとは別の銅鐸の破片である可能性が高いと、1日に発表した。

 センターによると、複数の銅鐸が同じ遺跡に納められる例は珍しく、銅鐸が出土した全国358遺跡のうち、三つ以上の銅鐸が出土したのは、この遺跡を入れて18例。センターは「出雲地方一円に有力な集団が点在していることをうかがわせる」と話す。

 志谷奥遺跡では1973年に銅鐸2個、銅剣6本が出土し、その2年後に同じ場所から見つかった大量の青銅器の破片を回収した。これらの破片について、2016~17年度の研究事業で再調査したところ、二つの銅鐸の欠損部分と一致しないもの4点が見つかった。これらは新たな銅鐸「3号銅鐸」の一部とみられるという。

 4点は2・2~2・9センチ。…

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