[PR]

 県の新しい環境学習船「うみのこ」(2代目)が4日に就航するのを前に、船内が1日、関係者に公開された。市町の教育長ら約70人が船内の設備を見て回り、約1時間かけて南湖を巡った。

 新船は、1355トンで長さ約65メートル。県内の小学5年生が琵琶湖の環境学習に利用し、児童180人が宿泊できる。3階の多目的室には、水深や航路などの航海情報や、水中カメラを操作して湖底や湖の生き物を観察できるモニターが設置されている。また、琵琶湖周辺の地形を上空から撮影した衛星写真シートなども備えられている。

 タブレット端末35台も新たに導入され、水温や風向風速など船の計測機器の情報などが把握できるほか、デジタル顕微鏡の画像を複数の児童が同時にみることができる。ライフジャケットなどを乾かすための乾燥室や、航行中でも採水可能な装置が備わった実験室や防災倉庫も設けられた。

 初代「うみのこ」は1983年に就航し、約54万人が利用。老朽化などで今年3月に引退した。2代目の出航式は4日午前9時から、大津市の大津港で予定されていて、市内の児童ら約150人が乗船する。(北川サイラ)