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 8月にスイス・ジュネーブの国連欧州本部で、英語で平和についてスピーチする「第21代高校生平和大使」の1人として県内から選ばれた静岡サレジオ高校2年の高田愛弓(あゆみ)さん(16)と、やはり8月に長崎市で開かれる「原水爆禁止世界大会長崎大会」に派遣される同高1年の宮沢正咲さん(15)、静岡雙葉高校1年の佐野文音さん(15)が1日、県庁で抱負を語った。

 「高校生平和大使静岡派遣委員会」によると、これまで市民の平和への思いを街頭で集める「高校生1万人署名」を全国で実施。167万筆を国連欧州本部に届けるなどし、4月には中心組織の「高校生平和大使の会」(長崎市)がノーベル平和賞の候補になったという。

 静岡は、焼津港が母港だったマグロ漁船「第五福竜丸」が1954年に米国の水爆実験で被曝(ひばく)したことで、広島、長崎に続く「第三の被爆県」とも言われる。高田さんは「署名活動をしている中で、(第五福竜丸について)知らない人が多いと分かってショックだった。世界から核兵器がなくなるよう、水爆の恐ろしさを伝えたい」と平和への思いを語った。(宮川純一)