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 あなたも将来のオリンピアンを目指しませんか?!2020年東京五輪ではなく、冬季のそり競技の五輪選手だ。

 日本ボブスレー・リュージュ・スケルトン連盟は6月9日、ボブスレーとスケルトンの日本代表候補を発掘する体力テストを東京都内で行う。4年後の北京冬季五輪に向け、有望選手の発掘に取り組むのは連盟に危機感があるからだ。

 今年度から、1998年長野冬季五輪のボブスレー・リュージュ会場だった長野市営そり競技施設「スパイラル」が維持管理費などを理由に製氷中止が決まり、連盟は5月29日の理事会で、今季はそり競技の全日本選手権を開かないことを決めた。国内で規定を満たすコースがないためだ。スパイラルの製氷が再開されない限り、今後も全日本選手権開催のめどは立たないという。

 そり競技の昨季の連盟登録者はのべ140人。「冬季競技の絶滅危惧種」と関係者から心配される中、今年2月の平昌(ピョンチャン)五輪のボブスレーとリュージュ競技には日本代表選手を送れず、新シーズンはさらに登録選手の減少が予想される。

 そこで、頼みの綱はスプリント能力の高い選手の発掘だ。他競技から転向させたり、「二刀流」で取り組ませたりして、日本代表候補を確保しようというわけだ。昨季のテストには、サッカー女子元日本代表FWの丸山桂里奈さんら7人が挑戦。丸山さんは落選したが、5人が強化合宿に進んだ。

 五輪に5回出場した連盟の鈴木寛強化担当は「やる気がある方はぜひ、挑戦して欲しい」と呼びかける。申し込みは連盟の公式HP(http://www.jblsf.jp/別ウインドウで開きます)から。(笠井正基)