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 非正社員は正社員と同じ仕事をしても、賃金や手当などの待遇差を受け入れなくてはならないのか――。「同一労働同一賃金」にも関連する二つの訴訟で、最高裁が1日、判決を言い渡した。一部の手当について正社員との格差を「不合理」とする一方、定年後に再雇用された嘱託社員が起こした訴訟では、賃金格差などを容認した。

 最高裁は、運送会社「長沢運輸」(横浜市)を定年退職後に嘱託社員として再雇用されたトラック運転手3人が起こした訴訟では、正社員との賃金格差の大半を容認した。「60歳で定年になったら賃下げという、わけのわからないことを裁判所が認めた。大変怒りを感じるし、大変不当な判決だ」。原告の鈴木三成さん(64)は判決後の会見で、怒りをぶちまけた。

 38年前に正社員として入社し、トラック運転手として働いてきた。60歳で退職後も、「年金が出ないから働かざるを得ない」と、再雇用でハンドルを握り続けた。運転するのは、退職前と同じ大型トラック。勤務時間も運搬回数も変わらない。忙しい時は午前4時半に出社し、関東一円の建設現場にセメントを運ぶ。

 なのに、通勤費を除く年収は、…

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