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 国立天文台は1日、岩手県奥州市にある水沢キャンパスで、新たな天文学専用のスーパーコンピューター「アテルイⅡ(ツー)」を稼働させた。計算能力がこれまでの3倍に向上し、天文学専用では「世界最速」という。超新星爆発や銀河系の進化など宇宙の現象を、コンピューター上でより高精度に再現することが可能になると期待されている。

 これまでの「アテルイ」は2013年に導入され、当時も天文学専用では世界最速の計算能力を持つとされた。翌14年にアップグレード。予定していた5年間の運用期間が終わり、新たにアテルイⅡが導入された。Ⅱの運用期間は6年で、経費は年間約3億4千万円。

 幅9・6メートル、高さ2・2メートル、奥行き1・9メートルで、計算速度は1秒間に最大3千兆回。高速専用回線で同天文台三鷹キャンパス(東京都)と結ばれ、データの解析などに使われる。

 プロジェクトの責任者で同天文…

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