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 財務省はセクハラ問題で辞任した福田淳一・前事務次官の後任に星野次彦(つぐひこ)主税局長(58)を、森友学園の公文書改ざん問題で辞任した佐川宣寿(のぶひさ)・前国税庁長官の後任に飯塚厚関税局長(59)をそれぞれ起用する方向で調整に入った。首相官邸との調整を経て、正式に決めたい考えだ。

 財務省では、相次ぐ不祥事で、事務次官と国税庁長官という次官級の2ポストが不在という異常事態が続いていた。このため、4日に改ざん問題の調査結果と処分を公表するのを受け、早期に新しい幹部人事を打ち出し、新体制で信頼回復を急ぎたい考えだ。

 これまで財務次官は、主計局長が昇格することが多かった。福田氏の後任も、岡本薫明主計局長が有力視されていたが、岡本氏は改ざん当時に文書管理や国会対応の責任者である官房長だったため、留任させる方向で調整している。

 星野氏は1983年に入省。文書課長や国税庁次長などを経て16年6月に主税局長に就き、所得税改革などを進めた。飯塚氏は83年に入省。理財局次長や国税庁次長などを経て17年7月から関税局長に就いている。

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