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 万引きしたとしてベトナム人が検挙される事例が相次いでいる。福岡県警は昨冬、盗んだ商品をベトナムに送るための「配送拠点」の一つを突き止めた。各地にネットワークを持つ犯行グループに、元技能実習生らが加担したケースも明らかになった。

 「借金を返さないと私と家族が住む家が無くなるので不法残留していた。軽い気持ちで万引きをした」

 今年1月の福岡地裁久留米支部。福岡、兵庫両県のドラッグストアなどで計63点(計約13万8千円)の化粧品や医薬品を万引きした罪に問われたベトナム人の男(28)の公判があった。

 男の証言などによると、2015年にベトナムの家を担保にするなどして借りた約150万円を元手に、技能実習生として来日。稼いで母国に戻り、溶接業を始める気でいた。仙台市の実習先での仕事は、重機で家を壊した後の廃材やガラスをハンマーで細かくすること。会社が用意した約15平方メートルの部屋に3人で暮らし、手取りは月8万円。6万円を家族に送り、残りは仕事道具の購入費や食費に充てた。「生活に困っていた」と16年夏、実習先から逃げ出した。

 フェイスブック(FB)で仕事や住居を探す中、大阪で同居したベトナム人から万引きの手伝いを持ちかけられた。店外からの運搬役で、報酬は7千円。その後、在留期限が切れた。仕事ができなくなり、1人で万引きを始め、FBで盗品の買い手を探した。

 そんな中、ベトナムに住む「ガーゴ」と名乗る女と知り合った。そこから組織的な転売に加担していく。

 手口はこうだ。女らに頼まれた…

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