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 福岡市のJR博多駅前に泥棒が逃げこむ事件があったが、テレビドラマ「科捜研の女」に憧れる小学生が犯人を見つけ出し、解決に導いた――。

 実はこれ、子どもたちが11種類の仕事を体験できる「キッズワークランド」(JR博多シティなど主催)での話。泥棒がワークランド内に逃げ込んだという想定で、子どもたちが「捜査」を体験した。

 「科捜研の女」の大ファンという福岡市南区の小学3年生、長谷川智哉君(8)は「この日を待ち焦がれていました」と気合十分。本物の銀粉と刷毛(はけ)を使い、真剣なまなざしで瓶から指紋を採取していった。

 「犯人」を特定した後は、顔写真を手にワークランド内で聞き込み捜査。店員さんから「犯人はサングラスをかけていた」との目撃情報を得ると、人混みから似た人物を探し出した。

 勇気を振り絞って、「あなた、悪いことしていませんか?」と声をかけると、「ごめんなさい」と観念した「犯人」。福岡県警博多署の協力で用意された「交番」へと連行した。

 「科捜研が色んな情報をもとに犯人を見つけるのがかっこいい。将来は警察官になりたい」と話す長谷川君。捜査を見守った博多署員は「手際よかった。将来有望」と舌を巻いた。

 ワークランドは3日も開催される。博多人形やTシャツをつくる体験コーナーは当日参加もできる。(枝松佑樹)