[PR]

 海底の深部から掘り出した地質の一部(海洋コア)を保存、解析する研究施設「高知大学海洋コア総合研究センター」(南国市物部)を水落敏栄・文部科学副大臣が3日視察した。

 海洋コアは海底数千メートルの地層を直径8センチほどの柱状に掘り出したもの。解析すれば過去の地球環境の変動などが明らかにできるとされ、近い将来発生が予測される南海トラフ巨大地震の発生メカニズム解明などにもつながると期待されている。

 水落副大臣は同センターの海洋コア保存室を見学。室内は気温4度、湿度80%に保たれ、海洋コア20万本余りを保存しているという説明に、「世界に誇る施設。県内外に周知できるよう文科省でも後押ししたい」。徳山英一センター長は「南海トラフ巨大地震や津波の防災とも絡め、親しまれる施設にしていけたら」と話した。(堀内要明)