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 世界が見守る会談が始まる。6月12日にシンガポールで対面するトランプ米大統領と金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長。ふたりの生い立ちに目を向けると、恵まれた家庭に育つなどの共通点も見えてくる。朝日新聞の記事やソウル支局長・牧野愛博記者の著書「北朝鮮核危機! 全内幕」(朝日新聞出版)、「金正恩の核が北朝鮮を滅ぼす日」(講談社)から探る。

金正恩氏:祖父は「建国の父」

 金正恩氏は1984年ごろ、後に総書記となる故金正日(キム・ジョンイル)氏と、大阪生まれの在日朝鮮人だった故高英姫(コ・ヨンヒ)氏の間に生まれたとされる。

 祖父は、「建国の父」の故金日成(キム・イルソン)氏。朝鮮半島の日本統治時代、中国東北部(旧満州)などで抗日パルチザン活動を展開した。48年の朝鮮民主主義人民共和国建国で首相に就任。72年に国家主席に就き、94年に死去した。その直系血族であることが、金正恩氏が国内で指導者として認められる正統性の根拠になっている。

トランプ氏:ニューヨーク出身の不動産王

 トランプ氏は46年、ニューヨークで不動産会社を営むドイツ系の父とスコットランド系移民の母の間に、5人きょうだいの4番目として生まれた。

 13歳の時に軍隊式の私立学校に入学。87年に出版された本人の著書「ジ・アート・オブ・ザ・ディール」(邦題「トランプ自伝」)によると、「規律を身につけ、自分の攻撃性を建設的に使うことを学んだ」という。

 名門のペンシルベニア大学ウォートン校を卒業後、父から不動産業を引き継ぎ、カジノやホテル、ゴルフ場などの経営にも参画。マンハッタンの5番街などに多くのビルを持ち、「不動産王」と呼ばれた。

■金正恩氏:妻のもとに帰るのは…

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