[PR]

 昨年7月に死去した中国の人権活動家で、ノーベル平和賞を受賞した劉暁波(リウシアオポー)さんの妻、劉霞(リウシア)さん(57)は7年以上にわたり、北京の自宅で軟禁状態に置かれている。谷川俊太郎さん(86)は同じ詩人でもある彼女の身を案じ、「劉霞に」という詩を執筆。劉霞さんのもとに届けられた。谷川さんは「僕たち日本の詩人は、もっと彼女に関心を持つべきだ」と話している。

 劉暁波さんは1989年、学生らが民主化を求めた天安門事件に参加。その後も民主化を訴え、たびたび投獄された。劉霞さんは1996年、獄中の劉暁波さんと結婚。2008年に言論の自由などを求める「08憲章」の起草者の中心となり、10年に獄中でノーベル平和賞を受けた夫の活動を支え続けた。

 谷川さんは今年3月に刊行された劉霞さんの詩集『毒薬』(書肆侃侃房(しょしかんかんぼう))を読んだ。その中に「無題―谷川俊太郎にならい―」という詩があった。

 〈もううんざり 見えるだけで歩けない道/もううんざり 汚れた青空/もううんざり 涙を流すこと……〉

 谷川さんの「無題」という詩の…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら