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 トヨタ自動車が進める新興国戦略のパートナーで、完全子会社のダイハツ工業と、新たな提携先のスズキの位置づけが注目されている。両社はともに軽自動車が得意で「安くて小さなクルマ」でしのぎを削るライバル。トヨタは、互いの得意市場の違いも生かしながら、両社を使い分けていくとみられる。

 トヨタは長年の出資先だったダイハツを2016年に完全子会社化。新興国向け小型車開発を担う組織を両社でつくるなど、ダイハツと力を合わせて新興国を攻める姿勢を示してきた。

 その一例が、ダイハツがインドネシアでつくる7人乗りスポーツ用多目的車(SUV)「テリオス」の新興国向け輸出だ。ダイハツによると元の車両の販売価格は160万~200万円ほど。トヨタは4月から、OEM(相手先ブランドでの生産)供給を受けた車の輸出を始めた。値頃感を出し、東南アジアや中東などを含む80~90カ国で販売する。

 人口が減る国内軽市場が主力の…

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